家具のデザイナーといってもジャンルが多いので
ここでは作り付け(造り付け)家具のデザイナーについて話をしようと思います。
20年から30年前にはそれなりにいたようですが
バブル崩壊後に一気に減ったと記憶しています。
そのころはデザイナーというよりも会社そのものが無くなっていたので
独立している人以外は居場所もつかめない状況でした。
何を言おうとしているかですが、
設計力で勝負する機会が減ったということで、
モチベーションが下がることを恐れていました。
同業他社の存在はそれほど大切なんですね。
具体的な例を上げると、
工場で製作した家具は塗装を外注することが多いので
塗装屋さんに自分の家具を見に行くと他社の家具も見ることができます。
おまけに図面まで時々盗み見ることができたので大いに参考にさせてもらったことを思い出します。
それが今では、住宅用の作り付け家具の量も減っていて
店舗家具ばかりになっているのが現状です。
ということは住宅の作り付け家具も少なくなり、
それに比例してデザイナーの仕事も減っていくということです。
ですから今や家具デザイナーは絶滅危惧種と言えるでしょう。
それに造り付けの家具のデザイン(設計)ノウハウは建築設計のカリキュラムの中にはありませんので
学ぼうと思ってもおそらく無理でしょう。
たとえば設計事務所が自社の設計資料をオープンにすることなんて考えられますか?
ありえないということがわかると思います。
ところがですよ。
私は家具のデータ集を格安で販売しています。
もう使えない古いノウハウなんかではありませんよ。
あるハウスメーカーでは今でもこの設計資料を用いて
売上を伸ばしているのですよ。
つまり家の受注数をも左右してしまうほどのノウハウということになります。
ただし誰もがこの設計ノウハウを活かせることができるのかと言うとそれは違います。
それは当然です。そんなに甘い話はありませんのでこの設計資料に大きな期待を抱くことは
やめてもらったほうが賢明です。
この設計集には解説動画も付けていますから見る人が見れば
スポンジのようにノウハウを吸収できるはずです。
この図面集の価値を自分なりに考えたときに
最低でも20万円以上にしようと考えましたが、
初めての試みということもあり7万円くらいにまで下げて販売したという記憶がありますが、
自分の遊び心といたずら心で
1万円以下の価格にしてしまいました。
普通、価格と価値は比例するものと考えるので
10万円のものは1万円のものより内容が優れていると思います。
ところがですよ、この設計図集はたった一万円でありながら
家具の設計の仕方やキッチンの設計の仕方、階段の設計の仕方、
それも今から使えるデータを使うことで一気に設計スキルを上げることができるのですよ。
そんな設計資料が一万円以下なんてと思うでしょう。
ですから遊び心といたずら心と言っているんです。
もう一つ、
このデータ集は手に入れやすくするという目的があります。
私自身、キッチンを設計するときには書店を巡り、
参考になる写真や記事を集めたものでした。
一万円で済まなかったこともたびたびあります。それも一つの物件に対してです。
今ではWEBで写真はすぐ見つかりますが図面は無理です。
画像検索してバラバラに図面を集めても活きるとは思えません。
それは家の中の家具についてはデザインの連携が大切だからです。
(言うまでもないことです)
自分の設計スキル向上のためにと思う方はこちらをごらんください。
↓
https://ex-pa.jp/s/caddata
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