中規模の家でも実現できる贅沢なインテリア空間

特注のシステムキッチンとカップボード、
そしてリビングにはやはり特注のTVボードと、
大きなソファー。

これらのインテリア空間を実現するには、潤沢な資金と
大きな家が必要だと思っていませんか?

驚くかもしれませんが、
この家のオーナーはごく普通の30代の御夫婦です。

ですが、
一つだけ普通と違っていた点をあげるとすれば、

それは
夢をあきらめない姿勢を最後まで持ち続けていたということです。

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一生の買い物をするのになぜ遠慮するのですか?

これは声を大にして言いたいことなんですが、

あなたが家を建てようとお金を貯めて準備をして、
ハウスメーカーや設計事務所に行った時には
希望を伝えることを遠慮してはいけません。

なぜなら、

たとえ別け隔てのないビルダー側でも
この姿勢が伝わったときに双方の取り組みに変化が起こり、
夢が現実化していくからです。

ではその例となったこの家の具体的な話をします。

実は、

このオーナーは、
最初はハウスメーカーを何社か回り、

ほぼ決めた段階で、私にお話を持ってきました。

それは、
提案されたキッチンが望んでいたものと
かけ離れているので、価格があまり変わらないのであれば
特注で作りたいというものでした。

それで、

どうせなら、リビングから
キッチンが見えるのですから、
すべての家具をこちらから提案させてもらうことにしたのです。

特にキッチンに関しては
最高品質のカウンターと新素材の扉をしつらえました。

ここで疑問が生ずると思いますが、
なぜキッチンメーカーと同価格帯でここまでできたのかということです。

それはあまり詳しくは話せませんが、
原価率の違いによるということです。

施工写真

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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