Best of Houzz 2019を受賞しました
Houzzから一本のメールが届き、 なんだろうと開いてみるとBest of Houzz 2019の受賞者の案内メールでした。 そして読み進めていくと、受賞者の案内ではなく私が受賞したという内容だったので驚いてしまいました。 対象となったプロジェクトはフロートテレビボードということなので 新築やリフォームを一本の家具(テレビボード)で変えたいと常日頃思っているので この受賞をきっかけにさらに認知されれば良いなと思っているところです。 フロートテレビボードのプロジェクトはこちら & ...
Houzz特集記事:リビングすっきり。フロートテレビボードを取り入れるヒント
約3年ぶりにHouzzに特集記事をアップしましたのでごらんください。 リビングすっきり。フロートテレビボードを取り入れるヒント 3年前と今では何が違っているかといいますと フロートテレビボードが一般に認知されていなかったことです。 それもそのはず、 フロートテレビボードという言葉は私と当時打合せしていた ハウスメーカーとの間で作った造語だからです。 浮かせた形というのはそれまでにも存在していましたがどう呼ぶかと 皆悩んでいたに違いありません。 ところで昔は浮かせた形の家具は中吊りと呼ばれてい ...
フロートテレビボードは取り付けを想定した図面を書くことが肝
家具のデザインはサイズを決めてから設計し始めることが多いのですが、 それが着地点を誤る原因となることを知るべきです。 それはなぜかと言いますと家具作りのルールが施工側の都合から反するからです。 このサンプル図面には多くのヒントが詰められています。 まず目に付く数字は1920という数字です。 これが家具作りのルールに反しているのです。 この図面を家具工場に渡した時に必ずと言って良いほど言われる言葉があります。 それは「サイズを1800に抑えても良いですか?」という言葉です。 さらに「これだと価 ...
アイランドキッチンの設計ノウハウ
リビングダイニングを繋げて広々とした空間にする家が増えています。 そしてその家の主役となるのがアイランドキッチンです。 このアイランドキッチンを個性あるものにしたいということで 設計するとなると以外に難しいということに気が付くはずです。 そこでアイランドキッチン(ベニンシュラキッチン)のデータ集を紹介させていただきますが 設計にはポイントというものがあり、ただデータを数多く入手しただけでは理解が進まないことも確かですので データフォルダの中に設計のポイントを解説した動画も含めています。 これによりアイラン ...
家具デザイナーは絶滅危惧種
家具のデザイナーといってもジャンルが多いので ここでは作り付け(造り付け)家具のデザイナーについて話をしようと思います。 20年から30年前にはそれなりにいたようですが バブル崩壊後に一気に減ったと記憶しています。 そのころはデザイナーというよりも会社そのものが無くなっていたので 独立している人以外は居場所もつかめない状況でした。 何を言おうとしているかですが、 設計力で勝負する機会が減ったということで、 モチベーションが下がることを恐れていました。 同業他社の存在はそれほど大切なんですね。 ...
homifyの特集記事でフロートテレビボードが取り上げられました
homifyの特集記事でフロートテレビボードが取り上げられました テレビ台の収納を決める前に知っておきたいこと 「テレビ台は、インテリアの中心となる重要な家具の1つであるため、 選ぶ際にはそのデザインを重視する方も多いと思いますが、 同時にテレビの廻りには多くの機器やDVDなどのために収納スペースも必要となるため、 その収納も大切なポイントとなるでしょう。 テレビ廻りの収納は、テレビを見る際に常に目線の先にあるため、 結果的にそのデザイン面にも影響することになります。 そこで今回は、テレビ台の収納を決める ...
フロートテレビボードは軽くしなければいけないという間違った思い込み
壁掛けテレビだけじゃ物足りない。テレビボードも壁掛け(フロートタイプ)に! テレビを壁掛けにするスタイルが浸透してきていますが それに似合うテレビボードも揃えたいと思いませんか? ここでは一切床に置くことがないフロートテレビボードを紹介したいと思います。 テレビはスッキリ見たいもの テレビを設置するときには電源コードやアンテナ線が邪魔になりますよね。 それを解消したのが壁掛けスタイルです。 ただし壁掛けスタイルにするには新築時かリフォーム時に限られるという制約があるのも確かです ...
フロートテレビボードの設計施工は慎重に【危険が常に伴います】
フロートテレビボードを2004年に開発して、 ようやく検索でもフロート(浮いている)テレビボードという言葉が見つかるようになりました。 k-designのホームページやメルマガ、LINE@やSNSなどでも 設計のヒントとなることをたくさん発信していますから、 本来公にしない扉のディテールやテレビボードの構造についても公開しています。 つまりいくらでも真似しようと思えば真似することができます。 それはそれで構いません(防ぎようもありません)が、 扱いについては自らのプライドと照らし合わせて判断 ...
フロートテレビボードを可能にした鉄骨屋さんの知恵
フロートテレビボードにはスチールが使われていることは ご存知だと思いますが、一つの形にするまでには 家具以外の知識を取り入れる必要がありました。 そこで相談した相手は家具の知識などまるで持っていない 鉄骨屋さんの社長だったのです。 そう、異業者コラボっていうやつです。 結果200Kg以上の耐荷重が判明したわけですが あらためて鉄の強度のすごさを知りました。 このフロートテレビボード開発後は ちょっとした家具にでもスチールを多用することになり 家具のスタイルはどんどんシンプルにす ...