フロートテレビボードでコンセントも配線も見えないリビングが完成

フロートテレビボード ウォールナット

こちらのフロートテレビボードはオーナー様からお問い合わせがありそこから度重なる打ち合わせが二ヶ月にも及びました。
オーナー様はディテールにも強く拘り、数ミリ単位での変更を何度も指示されたほどです。
リビングの雰囲気が家全体に及ぶことを知っているオーナー様との打ち合わせは充実した時間でした。
この施工例の公開を快く許可して下さりありがとうございました。

フロートテレビボードはただ浮かせただけではありません

フロートテレビボードはただ浮かせただけではありません。確かに床から浮かせることでフロアー部分はスッキリしますがテレビボードを設置する際のコンセントや配線をどうしても隠したいということで開発したものです。

この施工例は図面決定までに充分時間をかけ、仕上げ材料の選択にも時間をかけました

このフロートテレビボードの特徴は横一線にガラスが通っているデザインです。

この形は簡単に見えると思いますが、通常の扉とは違い、作れる職人さんも限られるほどです。
はっきり言って既製ラインでは作ることはできません。

ではここから製作過程と完成までをごらんください。

扉の製作過程

フロートテレビボード扉

扉のディテールが分かります。

ここでは縦の框部分を黒にしました。

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キャビネット製作過程



フロートテレビボード製作


この写真からは使われている材料が分かります。
フラッシュ構造ではなくコア材を使っているのですがそれはキャビネットの歪みを避けるためです。
そのため重量も増すことになりますが、その重さに充分耐えれる金物を開発したことでこの構造が可能になっています。



扉をセット



フロートテレビボード検品


キャビネット内部



フロートテレビボード内部


家具のグレードは表面を見ただけでは分かりません。
k-designのフロートテレビボードは内部の仕上げにこそ拘っています。



引き出し確認



フロートテレビボード 引き出し


引き出しはメディアの出し入れを想定して完全スライドにしています。



ここから設置後の写真



フロートテレビボード ウォールナット
フロートテレビボード ウォールナット
フロートテレビボード ウォールナット
フロートテレビボード ウォールナット
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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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