profile


facebook

2004年に「フロートテレビボード」を開発しました。

開発動機は、従来のテレビボードは重量のあるテレビを乗せたりオーディオ機器類を収納するためテレビボード周りは雑多になってしまうという欠点があったからです。
その欠点を一気に解消するにはと熟慮を重ねたところテレビボードを浮かせて配線の類をテレビボードに収納する以外に方法はないという結論に至ったので、テレビボードの構造を一から見直し、重量に耐えうる金物の開発に取り組み、原型となるフロートテレビボードを2004年に完成させることができました。

その後何度も試行錯誤を重ねて耐荷重200kg以上となるフロートテレビボードが完成しましたので2016年から全国に向けて販売しています。

Profile

ハウスメーカー、ゼネコン、設計事務所から長年
多くのオーダー家具の設計と施工管理の依頼を請けてきました。
棟数にすると500以上にのぼります。
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの勉強会、
研修などにも講師として数度呼ばれた経験もあります。

現在はお客様からのご依頼を中心に、
全国へ向けたTVボードの販売と
家具データ販売、家具の記事のライティングを中心に活動しています。

フロートテレビボードの安全性へのこだわり

2004年の開発当初から、私たちは安全性と耐久性を最優先に考え、お客様に長く安心してお使いいただける製品を目指しました。そのため、すべての製品をオーダーメイドで承り、お客様一人ひとりのご要望にきめ細かく対応しています。

また、お客様への負担を少しでも軽減したいという思いから、私たちは卸業者を介さず、直接お客様に販売する形をとっています。通常、商品を卸す場合、原価率は30%台になるのが一般的ですが、フロートテレビボードは、その構造を強化する必要があること、そして何よりも、家具全体をしっかりと支える金物の原価率を落とさないことが、安全性を担保する上で最も重要だと考えているからです。そのため、2016年以降に世に出回っているフロートテレビボードの多くは、残念ながら私の開発したテレビボードの類似品となります。

「フロートテレビボード」という言葉自体も、実は私が命名したものです。そして、フロートテレビボードは取り付けをして初めて完成する製品であるため、その取り付けを、お客様がご自宅の建築を依頼されている工務店様やハウスメーカー様に直接ご依頼いただくという方法も、私が考案し、取り付けマニュアルもご用意いたしました。

現在では、大手企業がフロートテレビボードを模倣して製造し、AIが作成したと思われる記事が一次情報として拡散されている状況も見受けられます。しかし、私が最も懸念しているのは、安易な模倣品による安全性の問題です。壁から剥がれてしまったり、中央部分が重さに耐えきれずに沈み、テレビが前に傾いてお子様にとって危険な状態になるなどのクレームが多発していると耳にしています。これらの問題は、設置後半年から一年ほど経過した頃に現れることが多く、保証期間が過ぎてしまい、お客様が自己負担で修理せざるを得ないケースも発生しています。

フロートテレビボードは、単なる家具ではありません。お客様の安全と安心、そして快適な暮らしを支える大切な存在です。私たちはこれからも、開発当初からのこだわりと情熱を持って、最高のフロートテレビボードをお届けしてまいります。

家具設計アドバイザー

家具に関する記事のライティング

・Houzz(特集記事担当) Best of Houzz 5年連続受賞

・homify

8 easy Vastu Shastra tips for your kitchen

Which material is best for my kitchen countertops?

【メディア掲載】