「後悔しないテレビボード選び」失敗しないためのフロートテレビボードの真実

リビングを広く、おしゃれに見せたいと願う方に人気の「フロートテレビボード」。しかし、その美しさの裏には「落下」や「変形」といった見逃せないリスクが潜んでいます。

実は私がフロートテレビボードという言葉すら知られていなかった2004年に、リビングの空間を有効活用するための家具としてこの構造を考案しました。当初は木工技術だけで何とかしようと試みましたが、耐久性に限界があると判断。そこで階段設計の経験を活かし、鉄骨製のブラケットを用いた構造で「浮いても落ちないテレビボード」を実現したのです。

しかし、問題はその後にやってきました。使用から半年〜1年で中央部分が沈むという現象が発生。対策として、2本から3本、4本のブラケットで支える方式に改良を重ねました。現在の公式フロートテレビボードは、耐荷重200kg以上、構造・素材にも徹底的にこだわっており、全国どこでも安心してご利用いただけます。

安全性は見えない部分に宿ります。設置してすぐは問題なくても、年月と共に後悔するケースが後を絶ちません。見た目だけでなく、構造・実績をしっかり確認することが大切です。

詳しくは、危険なフロートテレビボードの見分け方をご覧ください。

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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