フロートテレビボードは耐荷重が悩みどころ。安易に製作してはいけません。

オールインワンフロートテレビボード

 

 

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フロートテレビボード開発時に一番苦慮したのは耐荷重の問題

 

フロートテレビボードは徐々に認知されてきているようで
検索すると様々な施工例を見ることができます。

それはそれでお客様にとっては選択肢が増えるということなので喜ばしいのですが、かねてから心配していることがあります。

それは私がフロートテレビボード開発時に一番苦慮した耐荷重の問題です。

これを解消することができたのは
家具製作の知識だけではなく建築の知識、そして実現の鍵となったのは階段の鉄骨の知識でした。

 

知識といっても経験値に沿ったものですからその道のマスターに教えを乞うたということです。
ものづくりの世界にある「肌感覚」からのアドバイスを受けて実現にこぎつけたので、
机上で得られる情報だけでは決してできなかったと断言します。

 

 

 

耐荷重に触れた記事が少ない

 

それでフロートテレビボードと検索してみると
思いのほか耐荷重に触れた記事が少ないんですよね。

一番肝心なことなのに。

もちろんテレビボードに乗ること自体決してあってはいけないのですが
フロート式、つまり浮かせるということは自重で歪みが生ずることもあり得るということを
知らなければいけません。

ましてテレビボードの内部にはレコーダーなどの機器類が入り、テレビを直接置くこともあるので
相当な重さになります。

ですからフロートテレビボードは浮かせるために軽く作ってしまうと
重さに耐えられずに歪んでしまう可能性が大きくなるということです。

軽く作って浮かせるだけのものなら苦労はしません!

 

 

200kgを超えてもビクともしなかった

 

 

k-designのフロートテレビボード(オリジナル)の耐荷重実験は
実際ものを載せるというアナログで行いましたがそれはそのほうが伝わるからです。

それで実験すると200kgを超えてもビクともしなかったのですが、
それ以上ものを積むと危険ということで実験を中止させました。

フロートテレビボードの耐荷重実験で200kg以上達成
https://kd-office.com/?p=13081

 

 

ちなみに職人さんが二人乗っても大丈夫という報告も受けましたが
その写真を公開すると真似する人が出てきそうだということで伏せることにしました。

ですからこれからもフロートテレビボードは様々なところから発表されると思いますが
購入の際は、施工に関することはもちろんのこと、耐荷重と耐久性の説明をしっかり聞くことをお勧めします。

【フロートTVボード価格表】
https://brutality-ex.jp/fx45058/yT42KX

お問い合わせ
https://maroon-ex.jp/fx45058/FQlc2g

 

 

 

 

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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