フロートテレビボードは安全でなければいけない
フロートテレビボードとは
床から浮いた状態のテレビボードです。
テレビボードを浮かせるということは落下の可能性を考えなくてはいけません。
その理由はテレビボードの設置は床から50センチとしているので
子どもがちょうど上りやすい高さとなっているからです。
上ったらダメだよと言っても子供の動きまで予想できませんので
テレビボードの耐荷重と強度を確認しておく必要があります。
テレビボード本体の重量だけでも大きさによりますが
小さなもので60キログラム、
大きなものですと80キロぐらいになります。
それに機器類やゲーム機、
メディアなどを入れると100キロ以上になることを忘れてはいけません。
その辺、
公式サイトのフロートテレビボードの耐荷重は200キロ以上を達成しているので
安全だというわけです。
お客様からのレビューでも
80キロ以上の体重の自分が腰を掛けてもビクともしなかったという報告があるほどです。
構造が大切な理由
耐荷重が十分でも本体の構造が弱ければ
テレビボードの自重だけでも真ん中が少し下がってくることがあります。
ですからそれを考えると
テレビボードを支える金物は両側だけではなく
真ん中部分にも必要になるということです。
最近の家具の構造は基本的に板は骨組みを両側のベニヤで挟む
フラッシュ構造が大半です。
フロートテレビボードにおいては
このフラッシュ構造が機器類を入れて、さらに自重が加わることで
緩やかに歪んでくる可能性があります。
これは10年以上検証した結果から明らかです。
ですから
公式フロートテレビボードは決して歪まない構造になっています。
建材の耐久性が大切な理由
テレビボードだけではなく
家具全体に言えることですが
木製のもので塗装仕上げをしている家具は
日焼けをしたり色が抜けたりします。
色が抜けるというのはあまり想像できないと思いますが
長年家具業界にいるとそういうことも目にする機会があるということです。
そして塗装仕上げの家具で一番多いのは
ぶつかった、ぶつけた原因による「へこみ傷」です。
その対処法で補修用の塗料というものがありますが
色を合わせても「ツヤ」まで合わせることは至難であり
拭き掃除しているうちにまたはがれてくるものです。
あとは、
めったにないことではありますが
掃除用のモップ、特に薬品成分が含まれている小さなモップを
家具のカウンターに置き忘れて数時間経った後に
色が抜け落ちて白くなってしまったという現象を見たこともあります。
なぜ
このように木製製品が脆いのかというと
仕上げに使う銘木ベニヤの構造に問題があるからです。
木製ベニヤは
下地となる合板の厚さが2.5ミリとなっていて
それに銘木を0.2ミリほどにスライスした「ツキ板」を貼っているからです。
わずか0.2ミリですよ。
ですから
耐久性を上げるためにオーダー家具屋さんは
ツキ板を製造する会社に0.2ミリではなく0.4ミリ以上の
「厚単板」を貼ってくれと頼むことがあるのです。
塗装仕上げも
木目を生かす、つまりナラ(オーク)とかタモ(アッシュ)など
道管(どうかん)がある木材に対しても
触った時に木目の凹凸が分かるオープン仕上げとするか
凹凸が分からないほど塗膜を熱くしたクローズ仕上げにすることでも変わります。
さらに
塗装仕上げの最終に、ツヤの程度を決めます。
一般的なものでは「七分ツヤ消し」というもので、
それを基準として
「五分」というとやや艶があるように見えて、
「全消し」というとマット仕上げのようになります。
そしてこの「全消し」には欠点があることはあまり知られていません。
それは
掃除機で少しこすっただけでもその部分が光って跡が残るからです。
そしてそれを消すには
また全体の艶を決める塗装が必要になってくるのです。
そして
最高峰の塗装と言えば「鏡面塗装」または「ミラー仕上げ」と呼ばれるものです。
清掃は基本的に乾拭き、さらに静電気が起きない布でする必要があるほどのもので
日常的に使う家具には不向きです。
さらに言うと
塗装仕上げにはカラーリングという技術もありますが
ここではここまでとさせていただきます。
このように塗装仕上げといっても
さまざまなバリエーションがあり奥が深いものです。
ですから
耐久性の観点、
仕上げの多様さに長けているメラミン化粧板を推奨しているのです。
ここで
メラミンを使うというと
チープなイメージを持つ方もいると思いますが、
昨今ではホテルや美術館、高級ブティックなどにも採用されているほどの物になっています。
そして
加工については木材よりもはるかに難しいということはあまり知られてはいません。
ですから
カワジリデザインの公式フロートテレビボードは
「腕利き」の職人だけが作れるものになっています。
提案に自信
私は多くの設計士とインテリアコーディネーターに育てられました。
数々のハウスメーカーのモデルハウスのプロジェクトにも参加させていただき、
戸建てのお客様の打ち合わせも設計担当者とインテリアコーディネーターのそばに
置かせていただいて相当学ばせていただいたからです。
その各担当者が素晴らしかったからこそ
私のスキルも自然に引き上げられたというわけです。
ですから
ご自分の家のグレードを上げたいと思っている方、
ブロの仕事を体感したいという方は
公式フロートテレビボードをご検討ください。