フロートテレビボードは危険!それを避けるための3つの指針

フロートテレビボードは危険だということを忘れてはいけません。
もっとも深刻なのは落下したときの危険性です。
落下だけではなく構造が弱ければ真ん中部分が下がってくることにより、
テレビが壁掛けでなければ手前に倒れてくるので小さなお子さんが近くにいれば
巻き込まれる可能性があるからです。

そのほかの大きなデメリットは取り換えの時に壁とクロスのリフォームが必要になることです。
エコカラットなどの壁材はすべて張り替える必要がでてくるのでその工事費用だけでも
大きな負担となります。そこでこれを回避するための判断法をお伝えします。

目次

1.テレビボード本体の構造を知る

一般的な家具は「フラッシュ構造」と呼ばれるもので
板は骨組みをベニヤで挟んだものになるので見分けは簡単です。

板を軽くたたくと場所によってポンポンと音がなります。
つまり空洞になっているということです。
そういった構造の板の上に物を置けばやがて中央から下がってきます。
そして問題なのがその現象は時間が経ってから現れるので
メンテナンス対象にならない可能性があります。

一方カワジリデザインのフロートテレビボードは
全てコア材で制作していますので決して歪むことはありません。

2.壁に下地処理がしてあっても取付金具の形と数に注意

フロートテレビボードを壁で支えるために壁下地の補強は絶対条件ですが
それだけではありません。

テレビボードを支える金具の形と数にも問題があるからです。

たとえばW1800のテレビボードの場合は二本だと足りません。
つまり両端だけだと中央が下がってくるからです。

では3か所4か所だったとしても、壁に止めるだけでは
やはり中央が下がってきます。

その理由は壁だけではなく奥行きまで支えられるブラケットという形のものでなければ
いけないからです。

そして低価格のフロートテレビボードではなぜブラケット状の金物を使えないのかと言うと
価格が高いからです。

このことから安全性を担保するフロートテレビボードは安くできない、
安くならない理由になるのです。

3.フロートテレビボードの販売までにどのくらいの検証期間を設けているのかを知る

普通の家具であれば床に置くため落下の心配をしなくても良いので
特に検証することなく販売はできるものです。

ですがフロートテレビボードは製作から販売に至るだけでは安全性を担保できません。
なので検証期間が必要になるということです。

あるハウスメーカーの分譲住宅に据え付けられていたフロートテレビボード(他社製品)が
一年ほど経ってから中央部分が沈み始め、テレビが倒れそうになってきたという事例がありました。

安全な住まいを提供するハウスメーカーには合ってはならないことで
それまで積み上げてきた信用を失墜させるものだからです。

以上の3点から

フロートテレビボードに隠れているデメリットは
深刻なものと受け止めたほうが良いでしょう。

目に入るものを信じる危険性

インターネットで欲しいものを探すときには
検索をすると思います。

ですがフロートテレビボードは一般的な家具とは違う、

大切な家族の安全を脅かす可能性があるものが混じっている可能性が
あるということを心にとめてください。

テレビボードのゆがみや外れかかる現象は
家族に怪我をさせる危険性やその後のリフォームに大きな損失を与える可能性があるということを
忘れないでください。

カワジリデザインは

2004年にフロートテレビボードのプロトタイプをハウスメーカーのモデルハウスで公開し、
10年以上の検証期間を経て全国販売をしています。

なぜ10年以上も必要だっかと言うと
長年オーダー家具の設計と施工管理、職人との打ち合わせを重ねてきても
予期せぬ不具合が発生したからです。

家族に安心な、そしてメンテナンスも最小限で済み
いつまでも使い続けられるフロートテレビボードを
ご希望の方は価格表をチェックの上お問い合わせください。

カワジリデザインの提供する家具は

これまで多くのハウメーカーのモデルハウスをはじめ

全国のハウスメーカー、工務店、設計事務所、インテリアコーディネーターの方々に

ご利用いただいています。

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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