気に入ったフロートテレビボードがなければオーダーしよう
テレビボードの種類は数え切れないほど多いのですが必ずしも気に入ったテレビボードが見つかるわけではありません。特に「もっと収納スペースがあったら」とか「ここは隠したい」とか「これを置きたい」とか「ここに関節照明を付けたい」という要望があるときには量販型のテレビボードでそれらをかなえられるものを見つけるのは至難の業です。
運良く見つかったとしても部屋に置くには大きすぎたり小さすぎたり、または色が合わないなどであきらめざるを得なかったりするものです。
そこで探しても見つからないのであれば、あとは自分で作るか家具屋さんにオーダーで作ってもらうしかありません。でも自分で作るのは現実的ではないとしたら残る方法はテレビボードをオーダーで作ってもらうしかありません。
オーダーの場合はエリアに限りがある
フロートテレビボードをオーダーで作ってもらおうとWEBで検索してもなかなか自分の住むエリアでは見つからないという壁にぶつかってしまうものです。
都会に住んでいるのになぜ?と感ずるほどオーダーでテレビボードを作ってくれる工場は少ないのです。
むしろ都会だからこそ工場が無いとも言えるのですが、そこでWEBでいろいろと探しても、オーダーとは言ってもサイズを少々変えたり、材質のパターンを変えるといった程度のオプションしかなかったりするものです。
ほかに完全にオーダーで作ってもらえるところがあったとしてもプラン(図面)はこちらで用意しなくてはいけないなど、かんたんに頼めないものと思ったほうが良いのかもしれません。
多くの家具屋さんがあっても完全なオーダー品を提供できない訳
これほど多くの家具屋さんがあっても完全なオーダー品を提供できない訳は最初の段階である設計ができないからです。
どんなに作る技術があっても図面がなくては作れないからです。それに家具の設計に関しては経験に裏打ちされた図面でなくては工場では製作はできません。正確に言うと、ディテール部分は作る職人によって変わるからです。
さらに言うと、工場でも得意とする家具の分野というものがありますから、ただ単純に大きい工場だから安心、小さな工場だから不安だと判断するものではありません。完全なオーダー家具は小さな工場で名も知られていない職人さんによって作られていることが多いからです。
いつまでも作り続けれるか(供給できるか)が心配
オーダー家具の製造を長年管理してきて一番苦労したのが、高品質の家具を作ってくれる工場と職人さんの維持です。
それはオーダー家具の需要が長年減り続けているという理由以外にありません。
ですから昨年まで依頼できていたのに今年に入ってから突然その工場が閉鎖してしまったということは少なくないのです。
工場の閉鎖ばかりではありません。もっと深刻なのが職人さんの現象です。建設現場に職人がいないという理由で倒産する建築会社の話は聞いたことがあると思います。
個人相手のオーダー家具を作ってくれる工場はまれ
工場と職人さんが減ったとは言ってもオーダー家具を作れなくなったということではありません。ただ個人の依頼を請けてくれる工場が激減したのです。それは一本一本オーダーで家具を作っていたのでは生産量も限られるため工場を維持できないからです。
ですから長年取引があるとか、完全な図面を渡して作ってもらうだけとするなどできるだけ雑務をしなくても済むようにしなくてはならないのです。飛び込みで注文を請けてくれるところは無いと思ったほうが賢明です。
苦心したあげくに全国にオーダーのフロートテレビボードを届けようと思った
オーダーのテレビボードの場合はエリアに限りがあるといいましたがこれは避けようのない事実です。
置くだけのテレビボードなら納品だけで済みますが、大きさによっては分割して送ることになり
現場で組立が必要になります。
さらにオーダーのテレビボードは設置したい場所にピッタリと納めたいという要求からオーダーされるものなので
多くは取り付けという施工がともなうものなので製作して施工するというのが原則だからです。
それでも、どうしてもオーダーのテレビボードが欲しいという方に届けるにはと考えた挙句、
ある条件でなら可能かも知れないと思ったのです。
ここからは長くなりますので以下のページをごらんください。
どこまでオーダーできるのか
全国へ送るためテレビボードの仕様はキズが付きづらいことを前提としました。
目の届くエリアの場合ならメンテナンスをすることもできますが現場を直接管理することができないので強度のある材質に限らせていただいています。
ただしそれらの事情を理解してくれた上で好きな材質で作って欲しいというご要望があれば応える用意はあります。
プラン作りはどうなのか
一番大切なのはプラン作りです。
お客様が頭の中に描いているものを具現化する作業が必要となります。
この部分は私が責任を持って承っていますのでご安心ください。
価格は安いのか高いのか
これは判断が難しいのですが、価格は価値に比例するととらえてください。
一番の違いは耐久性です。お客様からのお問い合わせの中にも耐久性についての質問が多かったのでそれに答えます。
まず一度取り付けたならかんたんに外せないのがオーター家具一般なので一年や二年で家具が歪んだり、色が落ちたりするものではありません。
現にオーダー家具を取り替えたということは20年以上経った今でも一件もありません。その間、多少のメンテナンスはありましたが大げさなものではありませんでした。
20年とは言わず10年間も取り替える必要がないとすると、量販型の既製品を数回買い換えた金額と同じくらいになると考えてもらうとオーダー家具が特に高いものではないと理解できると思います。ですが以上の話はただ価格を比べただけに過ぎません。オーダーのテレビボードはあなたのためだけに作られるものであるということに付加価値を感じてもらいたいと思っています。
大量に請けることはできません
以上の点から、オーダーのフロートテレビボードは現在受け付けていますが、
一からお客様のプラン作りから始めるため、請けることができる件数も少なく抑えざるを得ません。
ですので、問い合わせがあってもこちらから返答の催促はいっさいしていません。
本当にオーダーのフロートテレビボードが欲しいという方のみ受付させていただいているところです。
オーダーのフロートテレビボードのご依頼の方法とよくある質問に対してのお答えはこちらをごらんください。
最後までお読みいただきありがとうございました。