フロートテレビボードは落ちないと思うのが不自然ですが、
公式フロートテレビボードは落ちません!
落ちない工夫が一番難解でした
フロートテレビボードを2004年に開発したカワジリデザインです。
開発した動機はリビングの狭さと雑多さを解消するためですが、
浮かせたときに落ちないようにする工夫が一番難解でした。
ベテランの職人さんに相談しても解決の糸口すら見つけられないという
状況が続いたある日、
たまたま管理しているスチール階段の現場の確認に行ったところ、
鉄骨ならテレビボードを支えられることに気が付いたのです。
そうなるともういても立ってもいられません。
すぐに鉄骨会社の社長に会いに行き
このテレビボードを浮かせたいので
それに耐えうる金物はどんな構造にしたらよいですか?
と相談して詳細を詰めていったのです。
と同時に浮かせるために壁に固定した場合、
テレビボードの耐久性が求められるので
構造から見直し、仕上げの建材も耐久性があるものにしていったのです。
検証は10年以上にも及びました
・ヒント
テレビボードを浮かせるために
軽い構造にすると耐久性が著しく低下します。
さらに念を押して施工後の様子を最低でも一年以上見なければ施工エリア外には、
販売するべきではないと思っていたからです。
そして経過観察をしていたら、
理屈では完璧であっても、予想しなかった現象が起こり始めたのです。
もちろん落下したということはありませんが、
真ん中部分が少し落ちてきたとか、
扉の調整が難しいとか、
そして扉をソフトに開ける金物の選定、
内部仕上げ建材の匂いによるアレルギー対策など
目に見えない部分の改良を続けていくうちに
10年以上も費やしたということです。
そして全国販売を開始しましたが
それからも改良を加えて
子供用のフロートテレビボード開発。
熱対策。
と続けていってるのです。
一度も落下したとか外れかかってきたという報告は受けていません
はじめにも言いましたが
フロートテレビボードは落ちないと思うのが不自然なので
必ず耐荷重の確認と構造の確認をしてください。
落下したら重大な事故につながりかねませんから。
ちなみに
カワジリデザインの公式フロートテレビボードは
10年以上経っても一度も落下したとか外れかかってきたという報告は受けていません。
