素材?色?テレビ台選びの意外な落とし穴

テレビボード選びについて“失敗した!”というご経験はないですか?
とアンケートを取ったところ様々な失敗談が寄せられましたので参考にしてください。

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テレビ裏の掃除を諦めるか、フローリングの傷を諦めるか

世は地上デジタルの移行に伴い、ブラウン管から薄型テレビに買い替える、いわゆるテレビ戦国時代。
我が家も例にもれず買い換えました。ブラウン管のままテレビを見続けるより、その時は買い替えてしまったほうが簡単に思えたのです。
まずテレビを買って、前までブラウン管テレビが置いてあった台の上に設置。うーん。せっかくの最新テレビなのに、なんだか垢抜けない。やっぱり台も新調しないと、高さも広さも微妙な感じだね、という話になり早速テレビ台を購入することに。

しかしいざ家具屋さんに入ってみたら、その種類の多いこと多いこと。アクリル製に木製、金属製なんてものもあり、とにかく目移りしてしまいます。唸って唸って探した中で、我が家が見つけたのはガラスと金属でできたテレビ台。ガラスの下には黒いアクリルがはまっていて、重厚感があり洗練されている、かなりおしゃれな代物でした。別におしゃれでもなんでもない普通の木造の家なのに、そんな場違いなものを買ってどうするんだ。
今ならそう思います。だけど当時は自分の家の最新テレビに対する愛と誇りが深く、これしかない!と鼻息が荒くなっていたのです…。盲目になっていた私たちは、それを買って、業者さんにお願いをして設置してもらいました。高さ、奥行き等はちゃんと測っていったので申し分なし。

木造の我が家には場違い感がはなはだしいけど、上に置かれたテレビは心なしか誇らしげに見え、なかなか決まっています。
私たちは大満足で地デジ生活を楽しみ始めました。ところが。しばらく経って掃除機をかけようとすると、とんでもない事実が判明。
このテレビ台、すごく重くて動かないな…。

そうなのです。このテレビ台の素材はガラスと金属、ちょっとやそっとの力ではうんともすんとも言いません。
おまけにキャスターも何もついてないから、フローリングの我が家は大惨事。どれだけ頑張ってそーっと動かしても、フローリングは傷だらけです。
こうなってはテレビ裏の掃除を諦めるか、フローリングの傷を諦めるかの二者択一、という気分。おまけに黒いガラス製、拭いても拭いてもホコリが落ちて、しかもそれがとっても目立つんです。これじゃぁ家に人も呼べません。

その惨状を見て私たちは悟りました。これはもっとおしゃれに、こまめに掃除が出来る人用のテレビ台だったのだってことを…。
家具の素材選びは慎重に、他の家具との兼ね合いも見て決めたいものですね。

プロの解決法

テレビボードのデザインは申し分ないとしても、実際生活空間となると掃除は欠かせません。 特にテレビボードまわりは静電気が起きるためホコリがたまりやすくなるものです。 そうなるとテレビボードを壁から離すなどして掃除機をかけなくてはいけないのですが この例ではそこに問題を見つけてしまったようです。 以下失敗談から一部引用します。 <引用開始>「このテレビ台の素材はガラスと金属、ちょっとやそっとの力ではうんともすんとも言いません。 おまけにキャスターも何もついてないから、フローリングの我が家は大惨事。どれだけ頑張ってそーっと動かしても、フローリングは傷だらけです。 こうなってはテレビ裏の掃除を諦めるか、フローリングの傷を諦めるかの二者択一、という気分。おまけに黒いガラス製、拭いても拭いてもホコリが落ちて、しかもそれがとっても目立つんです。これじゃぁ家に人も呼べません。」<引用終了> (引用元:テレビボードおしゃれランキング|北欧、フロート、コーナースタイルなど、「素材?色?テレビ台選びの意外な落とし穴」、k-design、http://tvranking.net/?p=441から引用) [プロの解決法] 家具が重たくて床に傷がつくということはよくある話です。 特に重量があるオーダー家具についてはそれに備えなくてはいけません。 一番簡単で確実な解決法は「フェルト」を家具の底に貼るのです。ただそれだけです。 「フェルト」は薄いものから厚いもの(1mm程度)までありますが貼ったからといって目につくものではありませんが家具に近い色にするのがコツです。ですからこの例のように重い家具であるならばこのようにすることを試してみてみてください。

引用:テレビ台(テレビボード)選びの失敗談|LIMIA (リミア)

失敗談を見て活かしてください

テレビボード選びの失敗がこんなにも多いと知った以上、これからテレビボードを揃えたいと思っている方や、新築、リフォームの機会にテレビボードを新調したいと思っている方は多く寄せられた失敗談を無駄にしないためにもこの面白くもおかしくもある体験談を見て活かしてください。

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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