フロートテレビボードは内部もおしゃれ

 

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壁の間に無駄なスペースを開けることなく設置したテレビボード

 

オーダーのテレビボードの醍醐味は隙間なくピッタリ納めることにあります。
このように壁と壁の間に納めるにはミリ(mm)単位の調整が必要であり、建築側にも事前に両側の壁に取り付けるための下地を入れてもらう必要があります。

たったそれだけの打ち合わせをするだけでこのような凹んだ場所であってもおしゃれなテレビボードが作れるのです。

そしてフロートタイプにすることにより床も奥行が感じられ、さらにコンセントの類も一切表には出しませんから通常であれば目立たない場所であっても立派なリビングのテレビボードスペースへと変貌するのです。

例えればリビングの中心は主役が陣取る場所になり、凹んだ場所は脇役の場所となり家の飾りようのない場所としていつかは雑多に物が置かれてしまうのです。

それに家具のグレードを決定づける内部の仕上げもこのように綺麗にすることで一層グレードの良さもわかるはずです。

おしゃれは目に見えないところから・・・です。

ですから私は家具ショップやモデルハウスを見に行った時にはかならず家具の中を見るようにしています。

さらに言えばその家具に使われている金物も確認します。家具にとっての金物とは洋服で言えばアクセサリーなのです。アンバランスになっていないかと気にするのは当然ですよね。

そのような目を持ちながら家具ショップやモデルハウスを見て回ると、家具は価格なりだということが分かるでしょう。

 

 

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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