ウォールナットを超えた!?
家具の中で最も人気がある素材はウォールナットと言っても過言ではありませんが、どのページを見ても高級素材はウォールナットばかりだということが気になります。
もっとほかに魅力がある素材があったらと思ったことはありませんか?
実は10年ほど前から私がおすすめ素材として温めてきた素材があります。
当時から「ウォールナットですか?」と言われ続けていて、まわりからどこにもない素材ということで注目を集めていました。
今でもその素材を知る人は少ないはずです。ですから今回特別にその素材と、その素材を使った施工例を紹介して見たいと思います。
インテリアに強いこだわりを持つ方は必見の内容です。
価格にもやさしいその素材とは
そもそもの始まりは、ウォールナット素材の価格が高いために頻繁に提案できないという問題がありました。
そこで新しい素材を探したのです。
ウォールナットはすでに天然の色が付いている素材なので、類似した素材はほかにはないということは知っていたので、色は別にして木目に注目して探すことにしたのです。
日本には古くからクルミという材料もありこれをウォールナット色にするということはすでに手法としてありましたが、目が潰れてしまうため物足りないのです。
ですから目は変わったとしてもウォールナットとして見れなくもないという視点で探すことを始めたのです。
するとある樹種が私の目を引きました。
それが「ゼブラウッド」です。
じゃじゃ馬のような魅力
ゼブラウッドを初めて見た時は、個性が強すぎて周りになじまない「じゃじゃ馬」のようだと感じたのです。
そこで色を被せておとなしくなるかどうかを試すことにしました。
赤がベースにある色、黄色がベースにある色、青がベースにある色など塗装屋さんに出向いては色を塗ってもらい確かめたのです。
当然その中にウォールナット色も塗って欲しいと頼んでいました。
そして10種類ほどの色見本ができてきました。
ワクワクしながらその色見本を見ていた時にまさしくこの材料はウォールナットの代わりになると確信したのです。
目は荒いのですがウォールナットの色によく似合っていると思えたのです。
価格の安さも手伝ってゼブラを提案し続けた
ゼブラのウォールナット色を新素材としてつぎつぎとお客様に提案をし続けました。
比較的に安価なこの素材はあっという間に受け入れられそれ以来私の提案する家具には欠かせないものとなったのです。
モデルハウスでお披露目
このウォールナット色にしたゼブラウッドの初お披露目はあるハウスメーカーのモデルハウスでした。
するとたちまち評判が立ち、国内キッチンメーカーの最大手の担当者からもすごく魅力のある素材だと太鼓判を押されたのです。
ここからはその施工性のいくつかを紹介します。
ゼブラの鏡面仕上
ゼブラの鏡面仕上げのキッチンはこちらでも紹介されました。
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ゼブラウッドは以下のページからも確認ができます。
リンク元のサイトに訪問して確かめてください。
銘目ベニヤ
ブラックウォールナット(素地の色です)
銘目ベニヤ
ゼブラウッド(素地の色です)
ゼブラウッド | 樹種紹介 | 北三株式会社