豊かなインテリア空間を実現するには
家具設計のノウハウは欠かせません。
そして家具設計は建物とのつながりがもっとも大切です。
インテリアの差別化とは
差別化という言葉をよく耳にしますが、
そもそもオーダー家具のデータはあまり見かけませんので
家具のデータ集を見つけただけでも差別化できると思いませんか?
家具は家具屋に学ぶべき
家具の設計という
カリキュラムはまだまだ少ないと思っています。
そして家具といってもジャンルが様々です。
イスやテーブルや単体のキャビネットを作る「置き家具」
を学べるところは見つかっても、
建築に深く関わる「造作家具」を学べるところは
私の知るところありません。
なぜなら
そういう造作家具の設計は社外秘扱いとなっているため
外に出ない仕組みとなっているからです。
「社外秘」の設計ノウハウ
なぜ造作家具の設計ノウハウが稀なのかと言いますと、
造作家具の設計スキルを持つハウスメーカーが提案の違いによって売上増につながっていたとしたらどうでしょうか。
年間、数棟の受注が増えただけで
数千万円から億単位で売上が変わります。
だからこそ「社外秘」となっているわけです。
全てが家具の影響だとは言わないまでも、
貢献率は少なくないということはおわかりかと思います。
設計のプロの方にこのデータ集をお使いいただきたい
これらのデータ集は完全、未完全なデータ(プレゼン程度)も含んでおり
かんたんな内容にはなっていません。
ですが
設計で悩むポイントはある程度決まっており
数多くの施工に基づいた図面を見たならば必ずヒントを見つけることが
できると経験的に知っていますので、
作り付け家具を深く知りたいという方には
この図面集は価値的に使っていただけると思っています。
そして
データフォルダには完成写真も含めていますので
図面と合わせて見ることでさらに理解が進みます。
最後にご注意頂きたいことは、
図面に書ききれていない構造面については
当然製作側との打ち合わせが欠かせないものと思ってください。