【キッチン物語】あなたの絵(夢)が現実のものになったら?

欲しいと思ったものを何気なく絵にしたことはありませんか?

そう!図面ではなくあくまでも「絵」です。
あなたは図面を書く必要はありません。

それは、その「絵」を図面化して現実のものとするのが我々プロの仕事だからです。

「そんな簡単なものなの?」→「はい!簡単です」

「イメージが湧きません」→「ではこちらで提案させていただきます」

現に、私のところには相談の際に、絵や、切り抜き、スケッチを送っていただいていますが、
私は簡単な図面を作り、見積と合わせて提出させていただいています。

「図面化してもらって料金はかかりませんか?」→「はい!提案まではすべて無料です」

ではその例をごらんください。

目次

そのプロジェクト(物語)は一枚の「絵」からはじまりました

ある日、
お客様から、

「キッチンを探しているんだけど、どれも似通っていて迷っています。どこにも無いキッチンは作れないものでしょうか」
というお問い合わせをいただきました。

それでその時に頭に浮かんだものをすぐ絵にして送ったところ、

「この形で良いので、見積もしてください」ということになりました。

このスケッチは5分もかからなかったでしょうか、

とにかくこの一枚の絵から始まり、
次に設計図を起こすことになりました。

二つのプランを書き上げました

たとえお客様が、
スケッチ通りで構いませんよと言ったとしても
比較するプランがあったほうが良いに決まっています。

そこで二つのプランを用意させていただきました。

ちなみに
あくまでも見積の段階です。

製作することになった時に、
問題が発生しないかどうかの確認のために
ここまで書く必用があります。

こちらは
収納がたっぷりできるタイプです。

収納量が欲しいのであればこのプランになったでしょう。

A案で決定。いよいよ製作に入りました

ここからは製作の過程です。

ある程度形になってからお客様を工場に招待することもあります。

Aプランの特徴であるRのパネルです。

もっとも技術力が問われる部分となっています。

ゴールドに輝いています。

こちらが
施工図と呼ばれるものです。

パネルの詳細やキャビネットの詳細を表しています。

実は、キッチンに合わせたダイニングテーブルもお願いされました

どこにもないキッチンが欲しいというのが
お客様の要望でしたので、

やはり
テーブルもどこにも無い形を提案しました。

これも簡単なスケッチで提案しました。

図面化したものです。

テーブルの製作過程

こちらも静かに取り付けを待っています。

現場搬入時のキッチン

キッチンが無事設置されました。

完成・あなたは要望を伝えるだけでこのような空間を手に入れることができます

今までの流れを見て、難しいと感じましたか?

はじまりは一枚の「絵」から、

あとはプロがしっかりお客様の「夢」の実現のために動いただけです。

 
 

シンクも特注です。

これも段差を付けることなくシンプルな形状にしています。

このガスコンロもグリルが無いタイプにしました。

ダイニングテーブルにもキッチンのRパネルと同じゴールド素材を使い
統一感を図りました。

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この記事を書いた人

【フロートテレビボード開発者】
2004年にフロートテレビボードを開発した家具デザイナー
従来のテレビボードの欠点を解消するために、テレビボードを浮かせて配線を収納する構造を考案
ハウスメーカーや設計事務所などから多くのオーダー家具の依頼を受けている
住宅の設計担当者やインテリアコーディネーターの講師も務めている

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